年収5000万円の人気お笑いタレントの母が生活保護を受給しているとされる件で、世耕弘成参院議員(自民党)が11日、厚労省から事情聴取をしたことを明らかにした。

 世耕議員のツイッターによると、「次長課長の件厚労省から事情聴取しました。個人情報を理由に彼の状況に関する個別説明は無し。一般論として扶養義務者には生活保護開始当初に加え、毎年扶養の可否の確認が行われているとのこと」と説明した。

 個人情報の壁があるとのことだが、「うやむやにはさせません。生活保護法77条に扶養義務者への費用請求が規定されていますので、これに基づき彼には過去の分も払わせねば」とした。

 先日は、片山さつき参院議員(自民党)も、厚労省の担当課長にこの件を話したことを明らかにし、それを受けたもの。

 自民党PTチームによると、平成21年12月に政府が、生活保護の申請については「速やかな保護決定」をするよう地方自治体に通知したが、それ以降、目立つように生活保護世帯が増加し、生活保護費は、すでに3.7兆円に急増しているという。

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