滋賀県大津市で、昨年10月、市立中学2年の男子生徒が飛び降り自殺した。3日、自殺した男子生徒に対して行われていたイジメの内容が発覚し、騒動になっている。

各メディアの報道によれば、自殺した男子生徒は「自殺の練習をさせられる」「雀の死骸を口に入れる」「全裸にして射精を強要」などの行為を強要されていたという。しかし、大津市教育委員会は「イジメと自殺との因果関係は判断できない」と一貫して主張しており、ネット掲示板では、加害者の暴力と暴力行為を見逃した学校側、さらにイジメが原因の自殺だったと認めない教育委員会に対して怒りの声が殺到している。

掲示板上では、「悪質なイジメに遭ったら、警察や教師なんかに相談せずに、ネットにいじめの状況を報告するしかないな」などと、万が一、イジメに遭った場合の対応策を真剣に議論するユーザーも。さらには、学校や警察に代わって加害者への制裁行為を行おうと呼びかける投稿が相次ぎ、炎上状態になっている。

また、京都新聞は、大津署が、被害者の父親が出した被害届を受理していなかったことを報じた。これに対して、ネット掲示板では「警察が弱い者の味方をするわけないよな」「交通違反の取り締まりが忙しすぎてイジメ自殺放置したのか?」と、警察の対応に憤る声も相次いでいる。


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