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 女優の石原さとみ主演の映画『貞子3D』公開初日舞台あいさつが12日、都内で行われ、韓国や香港、シンガポールでの上映決定が発表された。アジア進出の吉報にキャストが大喜びするなか、長髪を垂らして無口を貫いていた貞子も、のっそりと石原に近づいて抱擁。突然の出来事に石原は「なになに!? うわっ! ビックリ~」と悲鳴を上げてしまった。

 原作者・鈴木光司の書き下ろしによる、人気ホラーシリーズの最新作。ホラー作品初挑戦となった石原は「現場では、ホラーを撮っている感覚なく、楽しかった。宣伝を重ねていって、『貞子3D』に対しての反応がものすごく良くて嬉しい」とニッコリ。始球式や渋谷ジャックで世間を騒がせた貞子に対しても「宣伝頑張ってくれた」とねぎらうと、リアル貞子は肩を揺らすなど、場内に不気味なオーラを漂わせた。

 公開日前日にキャスト名が解禁された貞子役の女優・橋本愛は「すみません、『貞子3D』を皆さん観る前に、ここに立ってしまって」と恐縮し「私はラストの10何分かしか出ないけど、いろんな貞子が出るので楽しんで」と笑いを誘った。

 『貞子3D』は、6月14日から韓国200スクリーンで公開が決定。そのほか、香港、シンガポールでの上映も決まり、石原は「シンガポールに友達がいるので嬉しい」と声を弾ませていた。舞台あいさつには共演の瀬戸康史、山本裕典、田山涼成も登壇した。

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