ソーシャルゲーム

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    コンプガチャ廃止へ サイバーエージェント藤田社長がぶっちゃける


    グリーに続き、決算発表となったDeNA社。1日の猶予は大きかったらしく、グリーに先んじてコンプガチャ廃止を打ち出しました。静観していたグリーも慌てて、コンプガチャ廃止のIRを打ち、業界全体が消費者庁の注意喚起を待たず、廃止で足並みを揃えた形です。


    「DeNA決算発表会 「コンプガチャは現行法に違反するとは思っていない」」

    http://getnews.jp/archives/208147


    例によって、ガジェット通信では、決算発表の様子を、動画で配信しています。グリーの決算発表より、いくぶん表情に余裕があるのは、ガチャ廃止を決めてしまったことによるものでしょう。その中で、突っ込みどころは以下の回答でしょうね。

    -コンプガチャだが海外配信分にも日本同様の処置をとるのか?

    代表取締役 守安:海外配信分はコンプガチャがないのでその国の事情にあわせていく。


    質問者のピントの外れ方も凄いですけどね。海外で運用できる訳ないじゃないですか。というか、日本でも元々ダメなんですよ。今頃、消費者庁が警告してますけど。

    DeNA社長の守安氏も、何気なく「海外でやってない」と答えてますが、コンプガチャが海外で運用できないということを、DeNA社が把握している証拠ですよね。「その国の事情に合わせていく」と回答してますが、なぜ日本でできると思ったんでしょう? 消費者庁はナメられてませんか?

    とにかく悪魔のシステムが廃止されるのは、一歩前進です。こんなやり方で「収益が上がった」と連呼されても、困りますもんね。

     

    ■サイバーエージェント藤田社長「僕もヘンだと思っていた」

    日経新聞電子報道部の井上記者が、さっそくサイバーエージェントの藤田社長を独占取材しています。

    「コンプガチャ全廃へ グリー・DeNA・サイバーなどソーシャルゲーム業界、足並みそろえ自主規制」

    9日、サイバーエージェントの藤田晋社長は取材に応じ、「正直、カード合わせを禁じる法律を知らなかった。今朝、詳細が書かれた記事を読んで経緯を知り、納得したので、すぐにストップするよう役員にメールで指示しました」と語った。

    コンプガチャが出てきてからソーシャルゲーム市場が跳ね上がった。もともと高収益だったソーシャルゲームが、“異常”が付く高収益になった。みんなやらざるを得ない。でも、この1年は異常だった。僕もヘンだと思っていたし、いい機会だと思う。健全な成長をたどるよう、ちゃんと戻していきたい」

    http://tinyurl.com/6q23y2u


    おいおい、知らなかったじゃ済まないでしょうに。法務部門は寝てたんですかね。「みんながやってるから、ヘンだと思ってても、やっちまえ」って、高収益のために手段を選ばずという批判、そのままの行動なんですけど。

    それに「自浄能力が無い」っていう宣言でもありますよね。官庁が出てこないと、みんな揃って突っ走っちゃうんですか? それは他の分野の企業にとっても、物凄く迷惑な話です。

    前にも書きましたが、ソーシャルゲームについては「据置ゲームや携帯ゲームを凌駕する」と言われる一方、「ブームが去れば、また儲かるビジネスに流れるだけ」と批判的な意見がありました。コンプガチャ問題では、後者の意見を体現するような企業ばっかりということを、証明してしまったのです。迷惑どころか業界にとって害悪ですよ。本音を隠さない藤田社長には、好感をもてますが、全く悪びれてないところも気になります。

    今のソーシャルゲームは、ただの集金システムに成り下がっています。それがなぜダメなのか、ソーシャルゲーム各社は早く気付いて欲しいですね。


    tenten99

     http://blogos.com/article/38682/

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     携帯電話で遊べるソーシャルゲームの「コンプリート(コンプ)ガチャ」による高額課金問題で、「モバゲー」を運営するディー・エヌ・エーや、グリーなどゲーム会社6社は9日、コンプガチャ商法を今月末までに中止すると発表した。


     消費者庁から「景品表示法違反の可能性がある」との指摘を受けたためで、業界は同庁と協議しながら、コンプガチャなど違法な課金方法についての指針を今月中に策定する。


     中止するのは、ディー・エヌ・エーとグリーのほか、同じ「ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会」に加盟するNHNジャパン、サイバーエージェント、ドワンゴ、ミクシィ。


     さらに、こうした運営会社にゲームを提供する開発会社にも同様の動きが広がっており、「KLab」は同日、自社開発の11ゲームからコンプガチャを削除すると発表した。

     http://news.livedoor.com/article/detail/6543029/

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    KLabは5月9日、同社のソーシャルゲームにおけるコンプガチャを5月31日ですべて停止すると発表した。

     消費者庁は、特定のアイテムをそろえることで希少アイテムを入手できるコンプガチャは景品表示法で禁止されている「絵合わせ」という手法に該当する可能性を検討している。現時点では同庁から各社に具体的な通達などはなく、KLabは既に、なんらかの要請があれば全面的に従う方針を明らかにしている。

     だが同社は「監督官庁から指導・要請される前に、業界側が自主的に規制することが望ましい」との考えから、消費者庁の判断・動向にかかわらず、自主的にコンプガチャを停止するべきと判断したと述べている。

     同社が取り扱うコンプガチャは「コンプガチャ」「テーマガチャ」の2種類あり、両方を5月31日で終了し、その後も新たなコンプガチャは実施しないとしている。ただし同社が提供していないゲームに関しては提供元の判断次第という。

     今後のゲーム開発については、「ソーシャルゲームあるいはオンラインゲームの本来の楽しさである、協力・競争などのソーシャル性やイベントなどを追求」し、「ごく一部の高額課金者に依存することのない、長期継続的に楽しんで頂けるゲームを目指します」としている。

     また業績への影響については、ガチャ売り上げが15%程度下落するとみている。「通常のガチャ」の売上と「コンプガチャ」の売り上げは区分できないが、同社が「コンプガチャ」導入後、ガチャ売り上げが約15%増加したためだ。

     http://news.livedoor.com/article/detail/6542148/

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    ディー・エヌ・エー(DeNA)は9日、景品表示法に抵触する可能性が指摘された「コンプリートガチャ」といわれる携帯電話ゲームのアイテム商法を、順次廃止する方針を明らかにした。


     http://news.livedoor.com/article/detail/6542251/

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