2012年5月7日、中国・上海市の商業施設「メトロシティ(美羅城)」の女子トイレが盗撮に遭い、その動画がインターネット上に出回っている。施設の警備部署と市警察が20カ所の女子トイレを調べたところ、現段階では撮影機器の類は発見されていないという。東方ネットの報道。

20本に渡る動画は携帯電話で撮影されたものと思われる。中国国内で騒動となった発端は、ある人物がこの動画のうち15本をインターネット上に掲載し、「これらの盗撮画像が4月30日に日本でビデオとして発売された」と書き込んだこと。この人物は動画を投稿した理由について、「被写体となってしまった被害者女性たちが、盗撮の対象となっていることを確認できるように」と説明し、心当たりのある女性たちには連絡してほしいとしている。被害者を気づかってかのような口ぶりだが、その一方で「どんどん動画を転載して加害者を非難しよう」と煽っており、結果、被害が拡大するような行動に出ている。この投稿はおよそ12時間後に削除されている。

掲載された動画には「これ、同僚じゃないかな?」といった類のコメントが多数寄せられた。確かに、この商業施設に勤めている女性たちが最大の被害者となったことは間違いない。撮影時期は背景に移りこんでいるクリスマスの装飾から見て、昨冬ではないかと見られている。



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