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ベム、ベラ、ベロ、再び!
-写真はテレビドラマより杏と鈴木福が演じたベラとベロ


 2011年10月から12月まで日本テレビ系列にて放送されたテレビドラマ「妖怪人間ベム」の映画化が発表された。映画版でも、妖怪人間のベム、ベラ、ベロ役には、KAT-TUNの亀梨和也、杏、鈴木福が続投。完全オリジナルストーリーで、ドラマ以上の特殊メイク、造形、CG、ワイヤーアクションを駆使し、映画化に挑む。


 1968年に放送された今も根強いファンを持つテレビアニメを、KAT-TUNの亀梨、人気女優の杏、人気子役の鈴木と旬のキャストを迎えて実写化した「妖怪人間ベム」。もともとの作品が持つ物語性と、特殊メイクなどのクオリティーの高さから業界関係者からも好評を得、平均視聴率15.6%、最高視聴率18.9%の高視聴率をマークしていた。


 人間になれずに生まれた妖怪人間のベム、ベラ、ベロが、その醜い容姿から人間に恐れられながらも、「はやく人間になりたい!」と悪と戦い、人間たちを救うというストーリーが展開される本作。今回の映画化決定の喜びを、亀梨と杏は口をそろえて、「はやく妖怪になりたい!」と表現。ストーリーとは真逆のコメントで気合いを語った。


 ドラマ最終回で、人間になることよりも人間を守って生きていくことを選び、北村一輝演じる夏目刑事たちの前から姿を消したベム、ベラ、ベロ。映画では、彼らが新たにたどり着いた街で起こる不可解な怪事件に挑んでいくという。亀梨は「彼らがどこでどのように存在しているのか、すごく気になっていたので楽しみです。またベラベロと会えること、そしてベムを演じられること、ワクワクしています」とコメント。


 杏は、「スクリーンの中で、さらに迫力あるベラを演じたいと思います」。映画で初恋が描かれるというベロ役の鈴木は、「大好きな亀梨さんと杏さんとまた一緒に撮影できるので楽しみです。僕はアクションが大好きなので、何かアクションシーンがあったらいいなあと思います。僕らしいお芝居を一生懸命がんばります! 夏の暑い時期の撮影だけど、妖怪人間なので汗をかかない様に、虫に刺されない様に『最高の妖怪人間チーム』目指してがんばります」と大人顔負けのコメントを寄せている。


 なお、撮影は、7月、8月の約2か月間、都内スタジオと北海道で行われる予定。脚本、監督は、テレビドラマ版から引き続き、西田征史、狩山俊輔が務める。(編集部・島村幸恵)

『映画 妖怪人間ベム』は12月15日より全国公開


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