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2012年6月1日、中国浙江省のTV局・浙江衛星テレビは、同省寧波市内のインターネットカフェで、ある男性が暴行と強盗の被害に遭った事件を報道。被害者の男性が標的になった理由は「足が臭すぎるから」というものだった。

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被害者の王(ワン)さんはある深夜、インターネットカフェを利用していて疲れを感じ、席を離れてソファへ。靴を脱いでリラックスし、携帯電話をいじっていた。それに激怒したのが隣に座っていた男。理由は、靴を脱いだ王さんの足があまりにも臭かったからだ。

男は怒りに任せ、王さんをひどい目に遭わせてやろうと持っていたナイフを懐から取り出し、王さんを脅した。そして携帯電話や財布を差し出させたが、財布の中にほとんど現金が入っていなかったため、さらに激怒。王さんを3人の手下とともに女子トイレに連れ込み、殴るけるの暴行を加え、携帯電話と財布の中の現金60元(約770円)を奪って逃走したという。

何とも理不尽な事件だが、中国には確かに、乗り物内などで耐え難い悪臭を放ちながら靴を脱いでリラックスしている輩に遭遇することがあるのも事実。王さんには心から同情するが、加害者の気持ちも全く理解できないではない。ただし、暴力に訴えて解決すべきではないが。(翻訳・編集/愛玉)


 http://news.livedoor.com/article/detail/6618825/