男性とのプライベート写真が流出したため、今年2月に「AKB48」を脱退した平嶋夏海(20)が、派生ユニット「渡り廊下走り隊」の同僚だった渡辺麻友(18)のソロシングルの特典DVDで“活動再開”した。DVDにはまゆゆとの対談を収録。2人が会うのは脱退後初で、平嶋は騒動についても言及したが、まゆゆからは「100%許しているわけではない」と厳しい言葉も飛び出している。また、前田敦子(20)がグループからの卒業を電撃発表した3月のさいたまスーパーアリーナの公演がDVDとなり、9月5日に発売されることが決まった。


 衝撃の「活動辞退騒動」から約5か月。6月6日の選抜総選挙で2位にランクインし、前日(8日)に決まった「第3回じゃんけん大会」(9月18日、日本武道館)の組み合わせではシード権を獲得するなど、次世代のエース候補に躍進したまゆゆが「AKB48」を去った平嶋と本音で語り合った。


 対談の模様は渡辺の2枚目のソロシングル「大人ジェリービーンズ」(25日発売)の3種類ある初回特典DVDのうちの「初回盤C」に収録される。収録時間は約20分。対談は平嶋が活動辞退してから143日後となる、6月27日に都内で行われた。連絡すら取っていなかったという2人は、硬い表情であいさつを交わすと、話題は騒動のことに移った。


 まゆゆが「ショックでした。許してないわけではないけど、100%許しているわけじゃないかな。やっぱり、ああいう事件があって、いろいろ大変な思いがあったので…いろいろ思うところはあります」と複雑な思いをストレートにぶつけると、平嶋は涙をこぼしながら「本当に自分がふがいない。私の口からは、ただただ申し訳ない、としか言えない。(AKBに)戻りたいけど、もう戻れない」と謝罪した。さらに「AKB48」の「恋愛禁止ルール」などについても語り合った。


 “ガチンコ”で語り合えるのは、2009年に結成した「渡り廊下―」で苦楽を共にしてきたからだ。厳しい言葉を投げかけたまゆゆだが、平嶋にとっては、今回の対談がソロとして活動を再開していく第一歩となった。対談前、平嶋は「どういう反応されるんだろう?」「気まずい空気のまま終わったらどうしよう?」と不安をにじませていたが、復帰のチャンスをくれたまゆゆと本音で語り合い、最後はホッとしたのか、笑顔も見せた。

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