ルソーの『エミール』に、「人生は短い。わずかな時しか生きられないからというよりも、そのわずかな時のあいだにも、わたしたちは人生を楽しむ時をほとんどもたないからだ」というのがあります。
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1 遺書
本来「確実に死にゆく」人が残すものが遺書。しかし、人間誰しも死にゆく運命、かつそれはいつ訪れるかわからない。だから、今書く。明日死ぬんだと想像して深い思慮の下やり残したこと、伝え忘れたこと全部書き記していく。そこに書かれたことがあなたの本当にやりたかったこと。自分と向き合ういいきっかけになります。私は毎日読んで「生きている」ことを実感し小さな幸せに気づけるようになりました。
2 先人達の生き様を動画で見て人生について考える
これは神風特攻隊の方々の動画です。先人達がどのように生き、どのように人生を終えたか知ることは自分の人生について考えるきっかけにもなります。悲しい歴史も多々ありますが「当たり前」なことがどれだけ幸せかを噛み締めざるを得ません。きっと「やりたいことができる」環境がどれだけ幸せで「やりたいことをやらない」ことがどれだけもったいないことか実感する方も多いのではないでしょうか。
3 感謝
大切な人をなくした方に多い後悔は「大切な人に感謝を伝えなかったこと」。ありがとう、のたった5文字を伝えられない人は本当に多いのです。もし最後の母の手料理を味わった時に「ありがとう、美味しかったよ」の一言が言えていたら、親友に「いつも遊んでくれてありがとう」を言えていたら、妻に「家事ご苦労さま、いつも感謝してるよ」と言えていたら。照れくさいかもしれませんが感謝されて嫌な人はいませんから生きているうちに伝えてください。
人との付き合いは長いようで実際は刹那の時間でしかない事を思い知った。
なぜあの時優しく出来なかったのか?なぜあの時誠実でありえなかったのか?
その後悔が無いように、一瞬一瞬悔いの無いように人と接したい。
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4 すぐやる
1にも書きましたがやりたいこと、やり残したことがわかったならば今すぐ実行する。といっても制約もあり中々できることではありません。だから、1つ期間を決めて取り組んでみてください。出来る人は2つ、3つと増やしていきましょう。自分が1番やりたいと思うことを優先していきましょう。家族、仕事でできない人はできる事から初めていきましょう。
5 怒らない
世の中は理不尽で時には誰でも怒りたくなります。怒りの原因が自分以外だったら?他人はかえられないのでほっときましょう。原因が自分だったら?自分のなおすべき部分がみつかってラッキーと考えましょう。そのような思考の癖をつけて極力無駄に怒る時間をへらしていきましょう。そのほうが短い人生楽しめる気がしませんか?
世の中は、自分の思うとおりにならなくて当たり前。うまくいったときだけラッキーと思う。自分だけの都合で怒らない。
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6 叫ぶ
これが実に気持ち良いです。少しでもモヤモヤしたらすぐに山にいって叫びましょう。自然の広大さと大声を出す快感の前にあなたのモヤモヤは1秒後に消えます。そしてすぐにやりたいことに移るため心をリセットするのです。都会の人はカラオケ館が安くておすすめです。
不満をつぶやくだけじゃなく、大声を出すのがポイント。
たった一声上げるだけで、
ビックリするくらい胸がスーッとしますよ。
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7 宇宙から自分を見る
宇宙は広いです。人の悩みは宇宙を構成する要素の中で微々々々々々々々々たるものです。悩みであなたが埋没しないように「宇宙から見ている」ように大きな視点で物事を考えてみましょう。宇宙から見たらどうでもいいな、と思えてきませんか?それで少しでも悩みが消えたのならしめたものです。すぐにやりたいことで頭をいっぱいにしましょう。
8 やめる
毎日の行動を振り返ると無駄なことがおおいものです。時間がない人は時間を作るのではなく無駄なことを減らすことを意識しましょう。通勤時間、食事の時間、趣味の時間、様々な時間があるはずです。極端にではなく無理しない範囲で振り返りましょう。自己啓発書などの本は極端に変わることをすすめたりしますが誰と競うわけではありませんので自分のペースで始めて行きましょう。
最後に
人はすぐには変われないと思います。本を読むと「変わろう」と決意するも1週間後に忘れている、ということはよくある気がします。加えて書いてあることも大体同じです。僕のまとめもそうかもしれません。だから、まずは他人、本ではなく自分と向き合う時間が大切だと僕は思います。競うわけでも評価されるわけでもありませんから今すぐ、少しずつ、マイペースで後悔をなくしていきましょう。
kcityboyさん|更新日: 2012年03月17日